妊娠して5ヶ月目の最初の
「戌の日」に、
寺社仏閣に詣で(お寺でも神社でもどっちでもいい)
安産祈願をする。
という風習が日本ではあって、
前回豚児を妊娠した際にもそれをしたので
今回も巡礼の旅に出ることにした。
関西では最強安産と名高い
観音がおわせられる中山寺である。
ここでは霊験灼かな腹帯が授与され、
これは戌の日(それが今日であった)に
お腹に巻くことにより
胎児に観音の御利益が授かる。という
有難いものなのである。
阪急電車に揺られること一時間。
今日は七五三シーズンと重なることもあり、
中山寺は参拝客で賑わっていた。
七千円を奉納し、腹帯をいただいた。
ちなみにこの腹帯(さらし)には
「男」「女」という性別が記されており、
授かる子は「逆」の性である。という言い伝えがある。
前回豚児妊娠時には
「男」という文字があり、
結果として言い伝えの通り逆の「女」の子であった。
果たして今回は
「女」と明記してある。
前例に倣うなら「男」の子が生まれるはずだが、
近年は記載されている通りの性になる。という
噂もある。
つまりどちらでも有り得るということであった。