RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

秘密基地

最近、本業(ラジカセの修理とか)をそっちのけで熱中しているのが、 会社の倉庫にこもって秘密基地を作ることである。 どこの会社も大抵、がらくたが詰め込まれた 「開かずの間」みたいな部屋が一つはあるものだけど、 ウチの社屋は特にひどく、それが5つもある。 これらの部屋は古参の社員ですら存在を知らない位で、 なぜかというと昔、事業をばんばんやってた頃の広大な社屋を 斜陽のいまも使っているからで、 でも 「空き部屋には捨てるのが面倒な物を置く」 という人間の性が遺憾なく発揮されて現在に至るのである。 僕はこれを片っ端から片っ端まで捨てた。 いや、正確にはまだ隅に寄せただけで、 こんど回収業者に依頼して根こそぎ持って行ってもらう予定である。 こうして空いた部屋は当然僕の所有に帰するのであって、 一つは衣装部屋、 一つはカラオケスタジオ、 一つは素振りルーム、 一つは瞑想スペースに、 一つは映画鑑賞ルームにする予定である。 カラオケと映画については使用料を徴収して 広く公衆向けに営業してもよい。 もしくはこれらの準備が整うまでは 賃貸に出して儲けてもよい。 これらを合計すると100平米は優に超える。 築は30年とちょっと古いが、 当然自社物件で 公共建造物並の耐震構造をもつ鉄筋コンクリート造りである。 僕はこんな有用な不動産を持つこの会社が、 なぜこれを利用しないのか疑問でしょうがない。 しかし、こういうのは気づいたモン早いモン勝ちであり、 僕は既に登記を申請済みである。 僕は作業であちこちすりむいたりしてボロボロだが、 楽しくてしょうがないのだ。