ついに注文してしまった。
長らく愛機の一眼レフ
PENTAX K100Dは、
セットのキットレンズと共に数多の写真を撮影してきました。
キットレンズといえども
ペンタックスのはクオリティも良いと評判、
標準ズームでもあるし初心者の僕には使いやすかったです。
しかし…
・美しく背景をボケさせたい
・室内でも早い
シャッタースピードで撮影したい、
という願望は以前よりずっとあり、
それに相応しいレンズを探し続けていたのでした。
無論、そんなレンズは沢山あるのですが、
まあ財布の都合とかいろいろあって即購入。という訳にはいかず、
価格と購入時期と性能の3者を鑑みつつ、
先週なけなしのボーナス(ホントに少ない)がもらえた僕は、
札数枚を握りしめて総本山は
ヨドバシカメラマルチメディア梅田に走ったのです。
カメラ売り場に群れなす人々。
僕が向かった先は、有名レンズメーカー「SIGMA」の棚。
きらきら輝くレンズ達と値札。
僕はお目当てのレンズを見つけると、SIGMAのブルゾンを着たおっちゃんに
「これ見てみたいです」と声をかけました。
親切におっちゃんは展示品の
ペンタックスK-xにレンズを装着してくれました。
ファインダーを覗いてみた。
おお。明るい。
画角を確かめた。
うむ。こんなもんだろう。
「開放にしてみ」
おお。
被写界深度が浅い。
シャッターを切ってみた。
おお。背景が美しくボケている。
僕は電車に乗る前からこの、
SIGMA 30mmF1.4EX DCに
決めていたのですが、せっかくなので
タムロンや他のレンズも物色してから、
「やっぱこれ」と注文しました。
このレンズを第一候補に挙げるまではさまざまな紆余曲折を経てきたのですが、
これは僕の写真に革命を起こすレンズであることは
届く前から確信を持って言えます。
何をおいてもF値が1.4!
これは長らくキットレンズの開放3.5が限界だった僕にとって、未知の領域です。
前に使っていた
ソニーのコンパクトデジカメのF値が2.8で、これですら
随分と明るく感じられたものでした。
単焦点であることは少しく僕を悩ませたのですが、
今まで通りズームが必要な場面ではキットレンズを使おう。と開き直りました。
どちらかというと広角での撮影が好きで多い僕にとって、
焦点距離の問題は複雑だったのですが、手持ちのレンズであれこれ試して、
30mmだとほぼウチの狭い部屋でも人物がおさめられることが確かめられました。
これならいける。
はーやーくこーいーこーいー
単焦点ー!