中央図書館
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で、カラオケをひとしきり楽しんだ後、
図書館に行って本を読んできました。
非常に有意義な休みです。
図書館では、丸田祥三さんの写真集
『棄景4 少女物語』を読んで感動していました。
この前貸出中かなにかで棚に無かったので今回
見つけられてラッキー。
この人は、廃墟をウェットに、非常に耽美的に撮るのですが、
フェティシズムではなく、
滅びゆくものたちへの優しさ、愛おしさがその視座にはあります。
この作品はとりわけ、80年代の空気を色濃く残す風景が収められていて、
あの時代の空疎な繁栄をちょっとシニカルに写した側面もあります。
写真集とかは高くて買えないので、
図書館に置いてくださると本当に助かります。