今春で豚児はひよこ組を卒業し、
妻は長年勤めた勤務先をたぶん離れることになったので、
記念に卒業旅行に連れて行ってあげることにしました。
行き先は、「海遊館」。
理由はまあ、妻の職場の福利厚生事業の一環でもらったチケットが
あったからなんですが、
近場でもあるし、
でも僕はこのちょっとした小旅行に相当気合いを入れざるをえなかったのですが、
それは、
「自家用車で行く」ということにしたからです。
前にも書きましたが、僕はティッシュペーパー並みのペーパードライバーで、
それでも車を買ってふた月が過ぎちょっと慣れてきたものの、
それでも自分の住んでる街を離れることはもちろん、
知らない道を走ることは相当にリスキーで。
たどり着くみたいなんだけれども、
阪神高速というのが僕の高速道路の概念を覆すモンスター道路で、
高速道路といえば名神高速しか知らない僕はそういう、
どこまでも一本道でたまに分岐、みたいな道路をイメージするのですが
縦横に走っているという密度の濃い構造で、
それが一般的な道だったら交差点には信号があって、
あ。つぎ左折だね。みたいな感じでのろのろ曲がればいいんですが、
高速道路は当然そんなのはなく、分岐点には行き先を告げた看板があるのみで、
しかも3つとかに分かれている場合車線を間違えると僕みたいな初心者には
リカバリーするのが困難、瞬く間にちゃうとこに連れて行かれるという
ペーパードライバー泣かせの阪神高速なのです。
地図を矯めつ眇めつして僕は、
吹田JCT→(近畿自動車道)→東大阪JCT→(阪神高速)→天保山IC
というコースが多少遠回りだけれども、
危険な分岐がもっとも少ないルートという結論に至り、いざ出発。
そういえば、最近ETCの話題が盛んに出てきますが、
実際のところ料金所のレーンの数も一般1:ETC3くらいで
ETCの方が優遇されており、僕もつけようかな。とちょっと羨ましくなりました。
割と道幅も細く、制限時速も60キロみたいなとこも多く
いわば信号のない一般道、という印象でした。
これが僕にとって幸いだったのは、
あまりスピードを出さない僕にとって、
高速道路ではスピードが遅すぎても違反になるため
「逆スピード違反」が怖いのですが、
阪神高速ではその心配もなく、安心して走れたことです。
近畿自動車道の方ではじゃんじゃん追い抜かれていきましたが。
海遊館の記事なのに高速道路の話題ばかりなのは、
これが一番僕にとっての関心事だったからなのと
当の海遊館は祝日ということもあり入場制限がかかるほどの混雑で
大変だったから。
出不精の僕も海遊館に行くのは6度目で、仕事がらみだけでも4回
行っているので今更新たな発見はないのですが、
いや、あった。
今回ベビーカーを押していったのですが、
水槽の前には新たに「幼児向け」の観覧ゾーンができていたことと、
最初と最後にあるエスカレーターをどうしようか悩んでいたら、
おねえさんが隠れていたエレベーターを案内してくれたこと。
あんなとこにあったんだ!