先週月曜にカゼをひいて以降、
未だに治らずのどがイガイガしています。
先週は多方面にいろいろ迷惑をかけました。
今年はこういう病気の話題は減らそう。と決意して早速
カゼの話になって悄気かえっています。
昨年は「おバカキャラ」が大ブレイクしたけれども、
今年は「虚弱キャラ」がヒットしないだろうか。
それなら自分とかも救われる……
……と思いついて、ブレイクするあらゆる可能性を問うてみたんですが、
結局ダメでした。
「おバカキャラ」の成功は、彼ら彼女らが「おバカ」である以外の要素
―容姿であったり、運動能力であったり、名声、社会的地位であったり―
においては十分に(普通以上に)恵まれていることが大前提として
あったのであって、だからこそ「おバカ」という一点が際立ち、
茶化してみせることが可能であったことは容易に推論できます。
だからたとえば凡庸きわまりない僕なんかがまあ、
流行の「おバカキャラ」を演じてみてちょいとウケを狙ったとしても、
「ただでさえパッとしないのに漢字も読めねえのかよ!」等と軽侮されることは必定です。
また、別に述べたいと思いますが、日本には比較的
「おバカ」に対し寛容な土壌があるような気もします。
さて、「虚弱キャラ」をもし作ってウケようとするならば、
上の推論に倣って、身体的剛健さ以外の全てにおいて
優れていることが条件になるのであり、
「あの人って、男前だし旧帝大も出てるし空手3段だし
年収も20代で1000万超えてるのに……風邪っぴきなのよね」
というような状況を作らなければならず、これは相当に高いハードルです。
それに、苦しいものである病気を茶化すのは正直躊躇われるところであり、
社会通念上も褒められたものではありません。
僕は凡庸なままでいいのでとりあえず人並みに健康で過ごしたいです。