RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

エコロジスト

またサッカーW杯の予選があるんだけれども、

このW杯予選というのは本当によくできた仕組みで、

4年の長い間飽きないように延々と本戦出場に向けての試合が続きます。

またこの予選の仕組みがけっこう複雑で、

イチから説明できる人は割と少ないんじゃないかなあ。僕はまだよく分かりません。

ところで、これら試合のあるたびに

「絶対に負けられない戦い!!」とか

「どうしても勝たなければいけない!!」と、

サブテーマであったり解説の人が連呼したりするんですが、

よくよく予選の仕組みを考えてみると、

トーナメントマッチでない予選は、

もしここで負けてもまだ可能性が残されている。みたいな場面が

ほとんどなのに、「ここは絶対に勝たないと!」なんて悲愴感たっぷりに

実況されるものですから、僕なんかは単純なので必死に応援してしまいます。

そりゃ何にしろ勝った方が気持ちのいいのが当然ですが、

それぞれの試合の重要度は必ずしも同じではないわけで、

それぞれに応じたテンションでの実況はできないものかと考えてしまいます。

で、一例を考えました。

「今日の試合は○○」 ○○に当てはまるフレーズです。

1「勝ったら奇跡」(ACミランとかが相手でまず勝てる見込みがない試合)

2「勝てたらいいな」(ちょっと自分たちより格上な相手との試合)

3「負けたらくやしい」(ほぼ同レベルな相手との試合)

4「負けたらヤバイ」(負けると本戦出場が危うくなる試合)

5「負けたら後がない」(本当に危機的な試合)

5「負けたらおしまい」(トーナメントとかリーグ最終戦の本当に最後の試合)

……と、だいたい6段階ぐらいに分けてみたんですが、

この基準に則ってアナウンスをしてもらえたら、

「あ。今日負けてもまだ先があるんだね」なんて余裕で応援できるというものです。

これが省エネというやつです。