文書決裁とマニュアルづくりと
今日は近隣の学校の人らとの研究会に出かけてきました。
この会議で行っているのは、細かい内容はさて措き、
簡単に言うと業務内容の「マニュアルづくり」のようなものです。
まあ私はぺーぺーなのでやりとりを聴いているだけなのですが、
仕事にとって、つくづく
文書で提案し、記録に残すことの大切さを感じます。
学校というのは悪い意味で口伝えによる慣習が横行するところで、
会議など公の決定を経ずして、
「去年もやってたから」
「毎年○○役の人がやってたから」とかいう
よく分からない理由の、
「えっそんなの聞いてないよ」
「どのプリントにもそんなの書いてないよ」なんていう
ニューカマーにとって鼻をつままれたような事態に出くわします。
ずっとその組織にいる人は慣れっこなのかもしれませんが、
新参者にとってそうした「暗黙の慣習」の存在は
大きな脅威です。
慣習に頼ってばかりの組織は、何か行事をする際にも
「○○さんに聞いたらわかるよ(文書に残ってないから)」と
往々にして人間頼みになるものですが、
それによって、
・新参者が一人で行動できない
・肝心の○○さんの記憶が曖昧で混乱する
といった弊害が起こります。
毎年少なくない転勤者を迎える組織にとって、きちんと文書が
残っているかそうでないかの違いは、その後の行動に大きな
影響を及ぼすことでしょう。
無論、ただ何でも保存しておけばいいというモノではなく、
いつでも、誰でも参照可能である
ことが必須です。
これについてはまた…