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メンバーには了解を得ていないけど、
宣伝のためだからええやろう……と勝手にライブの写真。
当日の模様が掲載されていますが、
京都MOJOというライブハウスで「METAL PASSION」というイベントが行われ、
そこに一押しのバンド「轟音ファクトリー」が出演するというので
微力ながら応援に行ってきました。
さて、このイベントなんですが、上のオフィシャルブログでも述べられているとおり、
非常に「濃い」内容で、一般人の自分には敷居が高く(地下のホールなんですが)、
「メタリカ」とかプリントされてそうなメタリックTシャツを着た怖そうな人たちが
たくさんいてビビリ通しでした。
こりゃオレも対抗して「陰陽座」Tシャツに扇子の取り合わせで行くべきだったか…?
ただ、マシンガンズとか近年の和風メタルしか知らない自分にとって、他の出演バンドは
洋楽のコピーか何かから派生してるみたいな感じで、守備範囲を大きく逸脱していました。
ただ、パフォーマンスの凄さはたいしたものです。
のっけから鉄の暴風に晒された私は、安心して聴ける轟音ファクトリーの番が
待ち遠しくて仕方ありませんでした。
マイクスタンドが宙を舞うような過激な人たちの次に轟音ファクトリー。
本人がブログで正直に吐露しているように、この暴力的な人らのなかでは
きわめて異彩を放っていた彼らですが、お客さんも攻撃的な二バンドの後だったので、
轟音ファクトリーはちょっと箸休め的な雰囲気でした。
前のバンドが「京都のメタルはこんなもんかえ~!!」と激しく煽る人たちだったのに比べて、
轟音ファクトリーの場違いな謙虚さは失笑を禁じ得なかったのですが、
なんていうか、メタルの裾野を広げた感じがします。
こんなメタルを待っていた。
まあ、そんな「謙虚だけどDEATH」みたいなキャラクターは意図的に演じているところも
あると思いますが、そんなあざとさもまあ、ウケていたのでよしとしましょう。
さて、実際のライブを拝見するのは初めてだったのですが、演奏のクオリティ、
ステージングはなかなかのもので、ベテランのバンドにもひけをとらないものだったと思います。
むしろ、無茶なパフォーマンスで煽るのではなく、メロディアスな歌で
観客を自然に聴き入らせていたように思います。
改めて、「孤独エナジー」は疾走感のある良い曲に感じました。
次のライブ、そしてアルバムを期待しています。