2007-09-02 幻夢 藤沢周氏の新刊より 日常 『幻夢』藤沢周 著 文藝春秋 メチャメチャ待った。藤沢周さんていうのは 私がもっとも尊敬する書き手なんだけれども、 今年になってぱったりと新作が途絶えていました。 もともと比較的こまめに作品を発表されていただけに、 ここ最近の音沙汰の無さは心配です。 誰か消息を教えて……法政大学の人いませんか? 静謐。 肺に染みる冷たい空気が、頭の中にぼんやりと蟠る夢の残滓の輪郭を はっきりとさせてくれる。 うー。これぞ藤沢周。このエッジの立った文章。ひさしぶりに読んで ぞくっとしました。これから読みます。