RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

黙秘権

月曜日はナンバープレートのほかにもいろいろあって、

もひとつ忙しかったのは

豚二を発達相談に連れて行ったことである。

文字通り幼児の発達について相談したい人は来てね。というやつで

以前より豚二がまともにしゃべらないので来たら。と声をかけてもらってて

でもなかなか仕事の都合がつかなかったり空きがなかったりして

先延ばしになっていたのだが今般ようやく参上と相成ったのである。

僕自身も言葉を獲得するまでには他人の倍かかって苦労したので

豚二もそうか。はは親子だね。と思う反面

もちろん人並みに成長してほしいのは言うまでもなく、

専門家のご意見を伺いたくも思っていたのである。

センター参上。

問診のあと、相談のお部屋に通してもらう。

心理職の先生だろう、発達検査をやってみてそれで考えようね。

とのことであった。

お。新版K式発達検査である。

K式のKは京都のK。

聞いたことはあるが内容は知らないので俄然興味がわいた。

積み木とか絵の指さしとか、課題が出される。

黙秘を貫く豚二。

いつもそうだ。

知らない場所知らない人。が相手だと警戒する、というか

無関心なのか一切無視するのが常態なのである。

別にできるできないはどうでもいいが、

無反応なのは失礼極まりなく

僕も焦って

「おいさっさとやれよ」と促したが

無反応。

先生も困っていたが、

黙秘の豚二を放置して僕と近況など遣り取りする間に

ちょっと豚二も積み木等いじり始めた。

ちょっとノってきたかな。と思って

指さしを促してみても

無反応。

どう見ても犬にしか見えない絵だが

無反応。

しめて相談時間は1時間ほどかかった。

先生にも誠に申し訳ない限りである。

結果だが、

おもちゃ関連の動作は、うーん。なんとかできていたので

まあええかな。という感じ。

だけれども、一貫して黙秘を貫いた、

言語部分のテストはやっぱちょっとアカンぜ。ということで

今後の奮起を期待する。ということだった。

半年後の来訪を約束して帰宅。

半年後も同じようなものかもしれないが、

自分もこんな感じだったのだろうと今にして思う。