RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

パターナリズム

プロ野球も開幕して一週間。

選抜高校野球も佳境に入っている。

僕の好きな野球の季節。

オリックスはまだエンジンがかからないががんばれ。

WBCでもそうだったが、

近年、野球において投手の球数制限を設ける云々の話があり

特に苛酷なスケジュールである高校野球でそうすべき。

という意見が聞かれるが僕もそれには全面的に賛成である。

一方で、いくら投げようがそんなの個人の(チームの)勝手やん。

と反対する意見も仄聞する。

そもそもスポーツにおいてルールとは自他共に

公平に、安全にたのしく試合ができるように

たぶん考えられているのであって、

だからインフィールドフライはアウトになるし、

ドーピングはダメだしハードタックルも禁止なのである。

それに基づけば、投手に危険を及ぼす連投とか延長15回完投。

なんかは禁止されて当然と思うのである。

ルールに縛られるとめんどくさい。面白くない。という

反対意見もあって、確かに制限の設けすぎがそういう面を

生んでしまうことはあるのかもしれないけれども、

野球は一塁からしか進めないからたくさんの走塁技術が

生まれたのであり、

サッカーは手が使えないからこそ

足であれだけのことができるようになったのである。

・・・というのを、仕事の少ない僕ですら

毎日残業してしまう状況下考えた。

労基法を改正して残業を全面禁止したら

偉い人がもっと違う働き方を考えてくれるのではないだろうか。

僕はスポーツで人生を破滅させるのは全くもって

本末転倒な話だと思うし、

仕事で破滅するのも同じだと思うのである。