RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

赦し

金曜。

忙しかった。

元々ある会議に加え、某公的機関のガサ入れがあるとかないとかで

対応に追われた。

が、

夕刻。

超マジバリバリ久しぶりに異業種交流会の面々と顔を合わせ、

阪急高槻にて気炎を上げた。

土曜。

忙しかった。

こちらもひさしぶりの休日出勤。

午前だけのつもりが午後までかかった。

詳細は後に記す。

夕刻。防災公園に豚児豚二を連れて行く。

豚二のどんくささがもう致命的なレヴェルだ。

黄砂が降るものの天気は穏やか、

子供らもたのしく遊んでいる。

こんな日がずっと続けばよいのに。と

思った。

日曜。

せっかくの日曜なのにくもり。雨。

イオン鶴見に参上。

セマンティックデザインの改装祝いの為である。

店長が勧めてくれたヘリンボンのパンツを購入した。

20%オフに加えお誕生日クーポン3000えんを行使。

安く買えた。

午後。寝てはいけないのに昼寝。

夕刻。ツタヤで摩天楼オペラのCDを借りる。

豚児豚二も一緒なので選ぶのが困難なことこの上ない。

それになぜか豚二、発熱している。

と、上記のように忙しい。

ただでさえ忙しいのに金曜に本社から一本の電話。

ウチの支店の会計に誤りがあるとのこと。

担当は僕である。

まずいことになった。

冷や汗目の前は真っ暗ブラックアウト。

だが、焦る僕に本社の担当「モッチ」という男性は、

「大丈夫。こちらでも計算しますので。急がなくても良いです」と

僕を叱るどころか逆に寛容な返事。

担当がこの人でどれだけ救われたことか。

前の担当の人は普通に苛烈な人で、

だらしない僕を容赦なく痛めつけてくれていたのだが。

とはいえ動悸が止まない僕はとりあえず一部修正したデータを

メール送信した。

モッチからの返事。

慌てて修正したデータはやっぱり違っていた。

項垂れる僕。

だけど。

モッチ。

僕の二度に亘るヘマを修正、解説の上

「年度末に入り、梅の花も綻ぶ頃となりましたが

 お互い随分と忙しくなりましたね。

 お体ご自愛の上、お仕事に邁進してください」と

僕を叱るでもなくむしろ気遣うような文面。

滂沱と涙が流れた。

思えば僕が常にぼんやりとした不安感に苛まれているのも、

原罪の意識というかなんかそんなものが原因で、

そういうのが顕在化した(例えば今回のミス)ときなんかに

やっぱり救われないんだオレ。と絶望する繰り返しなんだけれども

モッチの「赦し」は、

その無限ループに楔を打つような、

 

まさに「救われた」思いがした。

僕はまだ諦めなくてもよいのかもしれない。

明日もがんばろう。と思ったら

豚二が熱。