RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

ブラック

ブラック企業」という言葉が定着して久しいが、

今後は

「ブラック生活」という言葉が流行るのではないか。

流行らせたい。

ブラック企業というのはその名の通り、

社風とか業務内容が犯罪的に黒い企業のことを指すが、

ブラック生活というのはもっと広い概念、

生活一般を指す言葉である。

今週は一年でもベストテンに入るほど忙しい。

かつてなら会社の業務が繁忙期に入ったら

その分残業や休日出勤したりして調整していたのだが、

現在は家族の世話とかで不可能、

望むと望まざるとに拘わらず定時退社せねばならんのである。

ではどう仕事を処理するのかというと、

限られた時間内で効率とスピードを上げなければならんのであって

これには限界がある。

当然、処理できなかった業務もある。

即座に叱られることもあれば

後々、数倍になって跳ね返ってくることも多い。

と、いろいろ大変だとアピールしたところで

結局は定時退社をしているのだから、

モノホンのブラック企業の社員からは怠慢の謗りを免れないだろう。

それでは僕の生活を正しく表現したことにならない。

月曜は洗濯機のために家電量販店を回り、

火曜は設置のために大忙し、

昨日水曜は耳鼻科に連行である。

そしてなぜか毎晩、豚児がまた夜泣きを始めた。

今日はちょっと早起きできたので日記を認める時間もあるが、

この拘束時間の長さは十分にブラックではないか、と

常々思うのである。

そして、ブラック企業の特徴は重労働の割に賃金が低いことで、

それは僕の生活にも共通するところである。

一般職の僕は総合職で入った大卒の新人よりも

よっぽど給料が低く、

豚児や豚二に関する支出が馬鹿みたいに多いせいで

毎月赤字。

きつい。

赤と黒という小説を思い出した。