RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

レンタル

眠たい。

寒いし暗いし1月は辛いという意味でも1番だ。

豚二の体調もまあ大丈夫そうだ。今日は登園できる。

インターネッツを見ていたら、

「レンタルフレンド」という業態が登場して一部にこれが好評。みたいな

記事が出ていてわわ。先を越された。と思ってたんだけれども、

このアイデアはかなり前から僕もあたためていた(過去の日記参照)。

いずれ誰かが実現するだろうな、と思っていたんだけれども、

僕が検索した会社はまだ関東のみの営業であった。

ニュース記事には様々なコメントが寄せられており、

予想通り好意的な意見は少なく、否定的なものが大半を占めていた。

幸せな人が多いと思った。

身も蓋もなく言えば、友達のいない人間(たとえば僕)にとって、

友達がいないことで行けなかった場所、頓挫した計画というのは

数え切れない。

人によっては「ディズニーランドだって行きたきゃ一人で行くさ」みたいな

強者もいるが、大抵は「一人でいくのはちょっと・・・」と

尻込みするものだろう。

僕はカラオケに行くのは一人だって平気だが、

ロックバンドを一人でやれ。と言われたらさすがに断る。

僕だってエックスジャパンのような素敵なバンドを組むのが夢だった。

たとえヨシキがいかに優れたミュージシャンだったとしても

トシやヒデ、パタといった友達がいなければエックスは生まれなかった。

つまり、何らかの計画の達成、成功を収めるためには

個人の才能とは別に、友達の存在が必要不可欠なのである。

友達がいない人間というのは、その点において

大幅な機会損失を強いられているのであった。

そのハンデを乗り越えるために生まれたのが

「おひとりさま」ブームである。

これは複数人でわいわいやることを前提にしたサーヴィス、

例えば焼肉店ですら単独で行こう。という社会運動であるが

そのスローガンの割に、僕は一人で焼肉を焼いている人を

今まで見たことがない。

それほど一般に浸透しているブームだろうか?

僕は一人より友達と肉を焼きたい。

なのでもし僕がバンドをやろうと思ったら、

一人。足でバスドラムを叩きながらギターを弾く。みたいな暴挙はせずに、

レンタルフレンドに依頼して3人ぐらい友達になってもらうだろう。

なのでレンタルフレンドの業態が関西にないか調べたが

時間もなくちょっと見つからなかった。

潜在的ニーズはここにある。