RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

詩人

先日の一件もあって出勤するのが面倒で仕方がない。

昨日は午前。ダイハツのディーラーまで

愛車ムーヴ号の12ヶ月点検に参上した。

僕はくるま屋さんが大好きだ。

くるまが好きだからである。

その後、イオンモール大日に参上した。

ここのミスタードーナツに於いてドーナツと引き替えてくれる券が

あと八枚残っており、

米粉ドーナツを食べて元気を出そうと思ったからである。

イオンモールの4階で、

「任意の漢字一文字を選び、そこから即興で詩を詠んで

 その漢字と詩をポストカードにしたためる。150円也」という

アーティスティックな商いを行っており、

へえ面白そう。ひとつ豚児の名前でも詩に詠んで貰おうかしらん。と

立ち止まったが、少し考えて

これなら僕でもできるかもしらん。と思って

ちょっと自分でやってみた。

したら思いの外、簡単であった。

「嘘」

窓辺には小鳥が囀り

麗らかな陽光が日溜まりをなす。

吹き抜ける薫風が届けたのは

仄かなくちなしの花の香り。

僕の家はそんな家。

簡単である。僕にだっていくらでも作れる。

「希(ねがい)」

着るものに困らず

飢えず

雨露を凌ぐ家に在って

路頭に迷わず

暖があり

涼を得て

心安らかに過ごさん

上のブルジョワジー風と趣向を変えて、

こちらはちょっと古風、庶民派を意識した。

他にも即興で思いつくまま

「踊」「段」「黄」「延」などといった漢字について

詩を書いてみた。

いくらでも書けた。

僕もポエマー業界に参入しようかと思った。