毎日新聞。
「生きづらさ」を最も感じているという
30代についての連載があった。
僕も30代のおっさん。他人事ではない。
連載の内容はなかなかシビアで、
読んでいる僕もずーんと暗くなった。
僕は自分の生活で必死で知らなかったが、
世の中の30代は僕以上に苦労している人は
いくらでもいるらしい。
貧乏ながらも今はなんとか正社員として雇って貰っているが、
一般職だしいつ首を切られるかわからない恐怖は常にある。
全国的に就職が困難であった
1993年~2005年を一般的に就職氷河期と呼ぶが、
大卒に限定するといまの
29さい~41さいくらいであり、
ちょうど現在の30代が該当する。
とりわけ僕が新卒だった2002年前後は
氷河期のなかでも最も厳しい時期であった。
2000年に大卒者の内定率が最低(91.1%)を記録、
2002年は有効求人倍率が0.54まで落ち込み、
2003年は大卒者の就職率が最低(55%)を記録した。
で、いま再び氷河期が訪れようとしているのだけれども、
僕らだって安穏としていられる保障はない。
そんなことを考えていたら、朝方、妻が
胃が痛い吐き気がすると訴えてきた。まずい。
この時期恒例の胃腸炎に違いない。