RoseEnNoir午前零時

ギタリストRose En Noirの日常身辺雑記

Panasonic MC-SA21G

掃除機がほしい。

という妻のたっての希望で、

ヨドバシカメラに参上した。

我が家の掃除機は超強力ダイソンDC24が

長年レギュラーを張っており、

謳い文句通り「吸引力の落ちない」

見事な仕事ぶりで隈無く掃除してくれていた。

性能、デザイン共に僕は気に入っているが、

妻にすると重さのため取り回しに難があるらしく、

家事に支障を来すのだという。

妻は育児休業中のため、

掃除機をかける頻度は僕よりも上である。

なので意見は尊重せねばならず、

実際に掃除機電源ONできるヨドバシカメラに連れて行ったのである。

掃除機についてはあまり詳しくない、というか

紙パック式とサイクロン式の違いぐらいしか分からない僕だけに、

売り場に並んでいる掃除機掃除機掃除機を一目見ただけでは

どれが良いのか皆目見当が付かなかった。

まあ、値段が高い奴が性能も良いに決まっている。けれども、

同じような家庭用の掃除機でも

1まんえん前後で買えるモノから、

最高級機の6万円台のものまで、

実に6倍以上もの価格の開きがあるのである。

まあ、予算内で一番良い奴を買えばいいじゃん。というものだが、

たとえば予算が2まんえん以内として、

しかし2まん3せんえんで超絶に良い奴があったら

ちょっと検討せねばなるまい。

むずかしい。

片っ端から電源を入れ、床のホコリを吸ってみた。

自走式というらしい、ヘッドが勝手に滑るものもあったりして

実に快適である。

どれも快適であった。

これではどれが良いのかますます分からない。

しかし、ヘッドに手を当ててみると、

吸引力そのものにはきちんと差があることが分かった。

自走式ヘッドだと、ちゃんとホコリを吸っているのかどうか

手許の感覚では判断しかねるが、

ヘッドに手を当ててみると、

カタログの吸込仕事率に比例して吸引力が異なることが分かった。

一番強力だったのは、

日立とパナソニックの、吸込仕事率600W越えのハイパワーモデルである。

さすが、数字は嘘をつかない。

他の高級機にはいろんな機能が備わっているようだったが、

冷蔵庫の本分は冷やすこと、

洗濯機の本分は洗うこと、

掃除機の本分はホコリを吸うことである。

まずその基本が押さえられている上記のハイパワーモデルを

ドラフト1位候補にすることにした。

彼らが我が家にやって来る日が楽しみである。