ひさかたぶりの
semantic design関西新規出店である。
先日届いたハガキには、
イオンモール伊丹テラスに７／１５ OPENとあり、
１０００円のお買い物券つきで
ついでに先着５００名にはオリジナルタンブラー。を
差し上げます。と書いてある。
ファンである僕は当然に開店をお祝いすべく、
イオンモール伊丹テラスというのは初上陸だが、
駅前にあるらしくたまには電車で出かけよう。と
思ったからである。
豚児には
「パパのお洋服選びについてこれたらなんか買うたる」と
約束して付き添わせた。
リフォームしたての店内は花とかはなかったものの
いかにもオープン間もない感じでよい。
ポロシャーツを一点購入した。
タンブラーも貰った。
僕は大満足であった。
その後、約束だからと豚児が猛然と玩具売り場にダッシュ、
まあ僕も３ｍほど後をついて行ったのだが
ん。
豚児が陳列された棚を左に曲がったと思ったら
豚児の姿がない。
はっはーん。
欲しがっていたジュエルペットの文房具セット売り場に
先回りしたんだな。と
そちらに向かったが
いない。
初めて来る場所だからかどこに目当てのおもちゃがあるか
分からないのか。と、
玩具売り場を二周三周したが、
いない。
迷子である。
さすがに他のフロアに行ったりはしてないだろう、
しかしどうにも手がかりがない。と
途方に暮れて数分後。
「お客様のお呼び出しを申し上げます。
大野 妻様 大野 妻様
おおの とんじちゃんがおまちです。
３階サービスカウンターへお越しください」
という、おなじみの店内放送の当事者となることとなった。
呼び出しが僕ではなく、ここにいない妻の名前だったのは
サービスカウンターの人が
「ママの名前は？」と訊いてくれたためだろう。
豚児は一応自分の名前は名乗ったようだ。
「マジすいません。管理責任を痛感しています」
頭を下げ引き取りに出向いた。
お店の方は僕の顔を一瞥すると
「よかったです」と声を掛けてくれた。
なんだ親父か。と思ったかもしれない。
僕と豚児の顔がそっくりなのでこういうとき一目で親子と分かり、
便利である。
その後豚児が僕にこっぴどく叱られたのは言うまでもないが、
イオンの人には申し訳ないやら何やらで恥ずかしい限りである。
