頭が痛い。
今日は待ちに待ったＦＰ２級の試験だが、
午前の学科試験は一部合格のため免除されているので
僕が受けるのは午後の実技試験のみである。
なので朝は二度寝して遅く起き、
ちんたら家を出た。
午後だけ試験なんて。と思っていたけれども
寒い時期だから助かるね。
途中、時計を忘れるというハプニングがあったが
かなり早く会場到着。
試験会場の教室に入れるのは試験開始直前のため、
寒いのにたくさんの人が外で勉強している。
僕もテキストを開いて階段に腰掛けた。
バファリンものんだ。
前回の試験では解答に全く時間が足りなかったため、
今回は最初から全力で飛ばしていくことにした。
周りは２０代がボリュームゾーンだろうか。
銀行とか生保とかの人たちに違いない。
僕はややおっさんだがこれでも頑張って勉強してきたのである。
おっさんを舐めるな。
と、解答用紙に向かったが、
何かヘンだ。
問題はなぜかどれも異様に簡単で、
基礎的な知識を問うものが多い（ように見えた）。
自分の勉強の成果ならいいのだけど、
僕のことなので勘違いという可能性が大きく、
問題文を必要以上に穿って読んだりして、
結局解くのに時間がかかり、
素直すぎる選択肢を疑ってかかったりして
なんとも非効率な進み方のまま
あっという間に時間切れ。となった。
半ば茫然自失になりながら
退室、帰途についた僕の耳には
「簡単だったよね―」
という周囲の声がちらほら漏れ聞こえる。
やっぱり簡単だったんだ。
これで落ちたら自信をなくすなあ。
急いで帰宅。
今日は溶連菌中の豚児の世話を
妻に任せっきりだったため気が気でなかった。
１７：３０からの解答速報を
目を血走らせながら自分のメモと照合、
驚くことに
４０問中３５問正解しているではないか。
配点は公表されていないが、
これは希望をもってよいのではないか？
書き間違いをしていないことを祈るばかりである。
