http://d.hatena.ne.jp/keiichirohirano/20070215/1171526444
平野啓一郎氏のブログから。
私もちょうどひと月前にひどい目にあったので(先月のエントリ参照)
いつになく親近感をもって拝読した今回の記事。
最後の方に「医薬分業」についての愚痴がこぼされていたので
自分も思わず便乗。
というのも、私もこの前病院にかかったときに、医薬分業のせいで
ちょっとばかり迷惑を蒙ったからです。
内科でいつものように処方箋を書いて貰いました。
が、あまりにしんどかったもので、やや遠回りになってしまう行きつけの
調剤薬局ではなく、自宅の目の前にある薬局に立ち寄ればいいや。と
簡単に考えたのが災いしました。
……「全国どこでも処方できます」……
で、当該の薬局にほうぼうの体でたどり着き、なんとか
処方箋を渡して一息ついたところ、薬剤師さんが紙を眺めながら首を
傾げています。
どうやら、5つほど処方された薬のうち「ラスプジン」(抗アレルギー用薬)を
置いてないとのこと。
「じゃあ他の薬だけでもいいっすよ」と頼んでみたところ、
さすがにそれはダメだ、駅前の○○ならあるかもしれない……。と
あえなく断られてしまったのですが、紹介先の○○まで
また出直す気力もなく、そのまま自宅に帰って倒れ込みました。
その処方箋は灰になりました。
私も、例えば整形外科の目の前にあるような調剤薬局は
当然そのテの薬を中心に扱っている訳で、そこなんかで
解熱鎮痛剤や粘膜の消炎剤、去痰剤、抗アレルギー系の薬なんか
置いてなくても文句は言えないだろうとは思います。
が、私が門前払いを喰らったのはあろうことか
耳鼻咽喉科の真下に構える薬局で、抗アレルギー系の薬なんか
一番多く置いていても良さそうなところだったので少しく
ショックでした。
お医者さんによって、好んで処方される薬はやっぱり違いがありますし、
提携先?の薬局さん(まあ、その医院の近くに構えているということ)が
それらを中心に揃えられるのはやむを得ないことで、
まあ、油断した自分が甘かったということでしょうか。